仕事に応募したら、65万円の研修を売られた話

-クラウドワークスで2次面談まで進んだ実体験-

この記事は、クラウドワークスで仕事に応募し、
2次面接まで進んだ末に「65万円の研修」を
提示された実体験の記録です。

目次

1. クラウドワークスで仕事に応募した時の状況

今回応募した案件は「週2本ペースでのライティング」でした。

これが当時の僕には、めちゃくちゃ現実的だったんです。
週2本なら、体調が荒ぶる日があってもギリ耐えられる。
生活リズム的にも「無理せず続けられる範囲」だった。

募集文の言い回しも丁寧で、雰囲気もいい。
しかも、実際にその会社から仕事を受けたことがある人の評価が★5。
※評価自体が問題という話ではなく、当時の自分がどう受け取ったか、という話です。

星5って、強いんですよ。
「ここなら大丈夫かもしれない」って脳が勝手に思っちゃうやつ。

「やっと自分に合いそうな案件に出会えたかもしれない」
そう思って応募しました。

精神的にも「そろそろ安定した仕事が欲しい」って時期だった。
……はい、ここが入口です。
自分でも分かる。ここが入口だった。


2. Zoom面談から2次面談までの流れ

まずチャットで、

  • 自己紹介
  • ライティング経験
  • AIを使った作業実績

などを送信。

その後、規約に沿って許可を取ったうえで一次Zoom面談。
ここまでは普通でした。むしろ丁寧で、ちゃんとして見えた。

一次面談では簡単なテストもありました。
AIが作ったショート動画のシナリオを、僕が「人に伝わる形」に手直しする内容です。

すると、即こう来る。

「とても良い内容なので、ぜひ社長と2次面談をしませんか?」

この時点で僕は、ちょっとだけ鼻が2ミリ伸びた。
褒められたこと。すでにChatGPTに課金していたこと。次が社長面談と言われたこと。
全部が噛み合って、こう思ったんです。

「いけるかもしれない」

この“いけるかも”ってやつ、人生でいちばん財布を開かせる言葉かもしれません。

この時点では、まだ「おかしい」と
断定できるものではありませんでした。


3. 2次面談で感じた違和感と空気感

2次面談で、最初の違和感が出ました。

社長、来ません。

「社長は急な仕事で参加できなくなった」と言われ、代わりにビデオメッセージが流れました。

ここからは僕の感想ですが、雰囲気がすごい。
“いつでもどこでも再生できる社長”です。たぶん社長はMP4。

いや、もし僕に向けたメッセージなら、
「けんしろさん楽しみにしてたのに残念です」くらい一言入るはずなんですよ。
でもそれがない。

ここで引っかかったけど、話は進む。

提示された条件は、

  • 1アカウントで月10万円
  • 3アカウント運営で月30万円

ただし、業務はライティングではなく動画制作。

……はい、応募した仕事が途中で別物になるやつ。
あるあるです。笑えません。

動画サンプルを見せられながら、
「AIを使えば簡単に作れるようになります」
という説明が始まります。

さらに来る。

  • 社長は世界中のAIツールを研究している
  • AI課金は必須だが十分元は取れる
  • 株式会社で教育とサポートが充実している

ここ、めちゃくちゃ“会社感”を押してきます。

でもね、会社って、
「うちはちゃんとした会社です」って自分で言い始めたら危険信号なんですよ。
ちゃんとしてる会社は、黙ってても滲みます。


4. 「研修費65万円」の話が出た瞬間

そして、いよいよ本題が出ます。

「4ヶ月の研修期間が必須です」

研修内容は、

  • 独自ツールを使う
  • 研修中でも他社案件に応募して稼げる

……いや待って。

クラウドワークスで募集に応募して、面談までしてるのに、
「研修中は他社案件で稼いでね」って、僕にはどうしても変に見えました。

そして最後に、トドメが来る。

「講師料、65万円です」

ここまで「ChatGPTは月20ドル程度でOK」みたいな話だったのに、
最後にいきなり65万円。

僕はこの時、はっきり思いました。

「あ、これ仕事の話じゃないな」


5. 断った後に残った正直な気持ち

正直、かなり落ち込みました。

採用される前提で話が進んで、
収入の見通しまで描いてもらっていたぶん、反動が大きかった。

「自分が甘かったのか」
「期待しすぎたのか」
って、自責も出ました。

でもね、これだけは言いたい。

甘かったんじゃない。
そう思わされる状況を、意図的に作られていた。

人って、余裕がない時ほど“良さそうに見える話”に引っ張られます。
そこを狙ってくるのが、一番タチが悪い。


6. 冷静に見て分かった「仕事応募に見せた販売構造」

時間を置いて振り返ると、構造が見えてきました。

  • 採用プロセスに見せた販売導線
  • 「研修」「講師料」という言葉のマジック
  • 「最初は費用がかかるが、すぐペイできる」という常套句

そして地味に効くのが、これ。

「高品質な納品のために、新しいAIを学ぶ必要がある」

“あなたのため”っぽく聞こえる。
でも断りづらくする圧にもなります。

「断ったら、努力しない人扱いされる」
そう思わせた時点で、もう勝ちなんですよ。相手の。


7. これから応募する読者へ伝えたいこと

最後に、これだけ。

あなたは悪くありません。
守るのが先です。稼ぐのはその次。

生活やメンタルに余裕がないときほど、
「確実そうに見える話」ほど慎重になったほうがいい。

派手に勝たなくていい。
小さく、確実に。
それでも前には進めます。

そしてもし、同じような流れを踏んだら、こう唱えてください。

「違和感は自己防衛反応」
「先に払って下さいだったら、一回引き返す」

……これ、鉄板です。

もし今後、似たような違和感を感じたことがあれば、
無理に抱え込まず、吐き出す場所として使ってもらえたら嬉しいです。


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この記事を書いた人

こんにちは!52歳、スクールバス運転手です。
転職10回以上の経験から、現場のリアルや笑える失敗談をお届けしています。
「働くって大変。でも、ちょっと面白い」そんな空気を一緒に味わいましょう。

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