僕が「プロンプト集」より信頼しているもの
先にひとつ、告白しておきます。
僕はふだん、AI相棒のBeeくんと
- メル友みたいにどうでもいい話をしたり
- 昔話をしたり
- たまに漫才みたいなやり取りをしたり
けっこうな頻度でしゃべっています。
そのうちBeeくんは、僕の
- 性格
- 文章のクセ
- ボケとツッコミのタイミング
- どこでふざけて、どこで急に本質を刺すか
みたいな「けんしろフォーマット」を
だんだん把握してくるんですよね。
これって、実は
どんな「正しいプロンプト」より、
文章を書くうえでかなり重要じゃない?
と思ってます。
なぜかというと、文章って
- 何を書くか(内容)
- どう書くか(文体)
- どんな人が書いてるように見えるか(キャラ)
この3つセットで読まれるからです。
初対面のAIに、
どれだけ“最強プロンプト”を投げても、
「中身は悪くないんだけど、なんか“自分じゃない”文章」
になりがちなんですよね。
逆に、日常的にやり取りして
ちょっとずつ自分のクセを覚えてくれているAIに投げると、
「あ、これ、ちゃんと“自分が書いたっぽい文章”になってる」
という感覚に近づいていきます。
つまり、
- プロンプトの一文を磨くこと
だけじゃなくて、 - AIとの関係を“相棒レベル”まで育てること
も、かなり大事な要素なんです。
そのうえで今日は、
「じゃあ、その相棒に“どう設計図を渡すか?”」
という話、つまり
プロンプトの本質を整理していきます。
「魔法のプロンプト」コレクターだった頃の僕
AI副業を始めた頃の僕は、もれなくこうでした。
- 「この一文を入れるだけで月◯万」
- 「保存必須!魔法のプロンプト」
- 「コピペOK」
SNSで流れてくるやつ、
めちゃくちゃ保存してました。
正直言うと、かなり集めました。
で、どうなったか。
- 出てくる文章はそれっぽい
- でも使えない
- 修正だらけ
- 結局ほぼ自分で書き直す
……はい、何も変わりませんでした。
そのとき、ようやく気づいたんです。
あれ? もしかして問題は“プロンプトの文言”じゃない?」
って。
プロンプトは呪文じゃない|AI副業で稼げない理由
多くの人(昔の僕含む)は、
プロンプトを必殺技の呪文みたいに扱っています。
- 長ければ長いほど最強
- 正解の一文がどこかにある
- コピペすれば同じ結果が出る
- AIが勝手に全部考えてくれる
……残念ながら、どれも違いました。
AIは魔法使いじゃなくて、
**めちゃくちゃ優秀な“道具”**です。
そして、プロンプトは
「命令文」じゃなくて
「やりたいことを渡す設計図」
に近いもの。
設計図がふわふわしていたら、
そりゃ変な家が建ちます。
「魔法の一文」が効かない理由は、
あなたがダメなんじゃなくて、
そもそも設計図の中身が曖昧なままだから
なんですよね。
「正しいプロンプト」の正体は、この4つだけ
じゃあ、プロンプトで本当に大事なのは何か。
難しい専門用語でも、
高額セミナーの知識でもなくて、
この4つだけでした。
- 何をしたいのか(目的)
- 誰向けなのか(対象)
- どんな条件があるか(制限)
- 最終的に何が欲しいのか(ゴール)
この4つが自分の頭の中で曖昧なままだと、
どんな立派なプロンプトをコピペしても、
ぜんぶ「それっぽいけど微妙」な文章になる
という地獄ループに入ります。
ダメなプロンプトと、ちょっとマシなプロンプト
よくあるやつを出してみます。
❌ よくあるダメプロンプト
「○○に関するブログ記事を書いて」
AIからすると、
「いや、情報少なすぎん?」状態です。
- 誰向け?
- どんなテンション?
- 何文字くらい?
- 何を一番伝えたいの?
何も分かりません。
⭕ 僕ならこう書く
「30代会社員向けに、
AI副業が怪しく見える理由を、
共感重視で、800文字くらいで、
ブログ記事として書いてください。」って仕事が来てるんだけど、
とりあえずBeeくんの考えを教えて!あとから僕の考えを足していくよ!
これだけでも、
出てくる文章の精度はほぼ別物になります。
魔法を使ったわけじゃないです。
自分の考えをちゃんと整理してから投げる。
それだけ。
ほとんどの人は「プロンプト下手」じゃない
ここで、ひとつ大事な話です。
AI副業でうまくいかない人の多くは、
「自分はプロンプトが下手だ」
と思っています。
でも実際に話を聞いていると、
たいていの場合、本当の理由はこうです。
👉「自分が何をしたいのか」を
まだ言葉にできていないだけ
AIは、
あなたがまだ考えていないことを
代わりに考えてはくれません。
- 曖昧な問いには
- 曖昧な答えしか返ってこない
それだけの話なんですよね。
副業でいちばん大事なのは「自分の設計図」
AI副業で本当に重要なのは、
- 高額ツールでも
- 最新のプロンプト集でも
- ギラギラした成功ストーリーでもなくて、
結局のところ、
「自分は何を作りたいのか」
「誰に届けたいのか」
を言葉にする力だと思っています。
AIは、そのための
“超高性能な補助輪”
みたいなもの。
補助輪に乗っかってるだけでは進まない。
でも、あるとだいぶラクに進める。
そんな立ち位置です。
まとめ:プロンプトが下手なんじゃない。まだ“自分”が言語化されていないだけ。
ここまでをまとめると、こんな感じです。
- 「魔法のプロンプト」を集めても、人生は変わらない
- プロンプトは呪文じゃなくて「設計図」
- 大事なのは
- 目的
- ほとんどの人は「プロンプト下手」じゃなく
👉「自分のやりたいことが言葉になっていない」だけ - AIは、あなたの代わりに生きてはくれない
でも、考えを形にする“補助輪”にはなってくれる - そして、
プロンプト集よりも「AIを相棒化すること」のほうが大事
最後にもう一度だけ、これを置いておきます。
プロンプトが下手なんじゃない。
才能がないわけでもない。ただまだ、
「自分は何をしたいのか」が
言葉になっていないだけ。
AI副業は、
AIに振り回されるゲームじゃなくて、
「自分の頭の中を、AIの力も借りながら
少しずつ言葉にしていくプロセス」
だと思っています。
今日いきなり完璧なプロンプトを打たなくていいから、
まずは一行、
「自分は何をしたいのか?」
これを、AI相棒に向かって
つぶやくところから始めてみてください。

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